死神シシのお仕事事情~愛と命と死~

「わたし、みな。歌が好きなの。
もしわたしがしななかったら、
ずっとおともだちです。」

白く、やせ細った子からは想像もできない綺麗で、はっきりした声だった。


「わたしゆうやです。こころはおんなのこです。あなたがしんでも、おともだちです。」

結果、彼女は生きながらえた。

奇跡だった。


…それから退院しても、彼女とは、友人として、毎日会っていた。

アイドルになって彼女を愛している人たちが増えた。

…それから…