妙な風がふく。


それにつられて炎は小淦の体にまとりつく。



「…!!あ…あづいいいぃいいい!!!」


足を滑らせた先には焼きただれた鉄奉仕しかなかった。


もろいそれは大人の体を支えきれず。


小淦は地面に落ちていた。