「…今日、死ぬんだろ?あの人間。
死因を教えてもらおうか、シシ。」

彼は尖った眼球を私にむける。

「屋上から転落だ。昼、一人の生徒を強姦した後な。」

「…それはほとんどありえないな。
あの屋上…最近強化されたんだぜ。」

しんじられねぇよ、という具合だった。

「…シシ。答えてくれないか?」

「なんだ。」

「愛とはなんだ。」

「…知るか!私もお前も!人の身ではないからな!」

「…あのクソ教師の歪んだものは愛に入るのか?」