「八代。」

「はっ。」

「君、学校に潜入できるか。」

「…はっ。可能です。」

「…八代の監視のもと、許可をする。
いま、できないのならば、後悔するのだろう?」

「お父様!!!」

「…あなたの…もう一人のお父様は、後悔しないことがいい、と、思っていたわ。…やりなさい。ただし、その手を汚すのではないよ。」

「…!うん!!」


そして、朝日が上った。