死神シシのお仕事事情~愛と命と死~

「おひな…気絶したね。…」


その瞬間、ガキは、片目だけで私を睨んだ。


…暗い。

こわい。


ガキしか目の前にいないはずなのに、その瞳の奥は…


恐怖しかなかった。


その瞬間、真横から、ガシャン、と、音が聞こえた。