『お前にも、何かしらの攻撃ができるのかね?そのガキは。』

攻撃というより…恐怖に負けてしまった。
…恥ずかしくて言えない。


『わかりません。』

『そうか。ならば、もうしばらく観察しておくれ…。』


『その間、沢山の人間が犠牲に為りうる…。『仕方がないのだ。シシ、辛いだろうが…』

…この時、夢の言葉が響いた。


何と言ってるかはわからないが

いま、大切なのだと思った。