もう人気者には恋をしない

 看板から少し歩くと、広い部屋にたどり着いた。

 部屋の真ん中には井戸が。ぼんやりと明かりが照らされている

 うわ。いかにもって感じ。


「なっ、何が出るんですか?ここ。

 あっ、貞子に扮した相葉君だったりします?」

「実は……僕にもわからないんだぁ。ここの仕掛けは、ほとんど後輩に任せたからねぇ」


 クマさん(後藤先輩)は首を傾げた。


「蓋は開いてますが……」

「じゃあ……ちょっと覗いてみようか!」

「えっ、覗いたりして大丈夫ですか?引きずり込まれたりして……」

「ハハハ、大丈夫!クマさんにまっかせなさーい!」


 クマさん(後藤先輩)は、意気揚々と井戸へ向かった。

 先輩ってすごいなぁ。