*
「へぇ。映見、モデルサッカー部の相葉君にしたんだ」
「うん。同じクラスの男子だし、気兼ねしなくていいかなって」
今日もスケッチをしに行くため、果奈とスケッチブックを抱えて、それぞれのモデルの元へと向かっていた。
昨日は、あんまり絵に手がつかなかった。
相葉君よりも……なんでか、後藤先輩の方ばっかり目がいっちゃって。
今日こそは、ちゃんと相葉君を描こう。
「映見……もしかして、相葉君のこと好きなの?」
「え!?なんで?」
「だって……スケッチしに行くのが、なんか嬉しそうに見える」
うそ。そんな風に見えた?
何かを見透かされそうで、内心焦った。
「そ、そんなことないよ。私、相葉君のことはただの友達としか思ってないって」
「そうなんだ。相葉君、カッコイイのに何とも思わないんだ」
「確かにカッコイイとは思うけど……好きなタイプとはまた違うんだよね、きっと。
嬉しく見えるのは、たぶん……」
理由を探ったら、ふと、後藤先輩の顔が浮かんだ。
……違う。違う違うっ!
「たったぶん、絵を描くのが好きだから!描いてる時って楽しいし、だからこう……嬉しさがにじみ出てるんだよ!ね、わかるでしょ?」
自分の気持ちをかき消すように弁解した。
「……そういうことか。なんだ、つまんないのー」
はぁ、焦った。
私ってば……何を考えてるの?
「へぇ。映見、モデルサッカー部の相葉君にしたんだ」
「うん。同じクラスの男子だし、気兼ねしなくていいかなって」
今日もスケッチをしに行くため、果奈とスケッチブックを抱えて、それぞれのモデルの元へと向かっていた。
昨日は、あんまり絵に手がつかなかった。
相葉君よりも……なんでか、後藤先輩の方ばっかり目がいっちゃって。
今日こそは、ちゃんと相葉君を描こう。
「映見……もしかして、相葉君のこと好きなの?」
「え!?なんで?」
「だって……スケッチしに行くのが、なんか嬉しそうに見える」
うそ。そんな風に見えた?
何かを見透かされそうで、内心焦った。
「そ、そんなことないよ。私、相葉君のことはただの友達としか思ってないって」
「そうなんだ。相葉君、カッコイイのに何とも思わないんだ」
「確かにカッコイイとは思うけど……好きなタイプとはまた違うんだよね、きっと。
嬉しく見えるのは、たぶん……」
理由を探ったら、ふと、後藤先輩の顔が浮かんだ。
……違う。違う違うっ!
「たったぶん、絵を描くのが好きだから!描いてる時って楽しいし、だからこう……嬉しさがにじみ出てるんだよ!ね、わかるでしょ?」
自分の気持ちをかき消すように弁解した。
「……そういうことか。なんだ、つまんないのー」
はぁ、焦った。
私ってば……何を考えてるの?


