もう人気者には恋をしない

 …………えっ…………

 このコは、まさか……

 あの時の?

 目が合った途端……固まってしまった。


 三年前……

 あの公園で見た、中学生の女の子に似ていた。スケッチブックを持っているところまで一緒だ。

 いやでもっ、そんな偶然ないだろう。

 他人のそら似……だよな、うん。

 そう言い聞かせたものの、かなり心がザワついている。

 俺はとりあえず、相葉に確認することにした。


「……相葉」

「あ、はい……」

「このコは……お前の彼女か?」

「……はい?」


『はい?』じゃねぇよ!


「だぁーかぁーらぁー!このコは、お前の彼女かって聞いてんだよっ!」


 相葉は「えー!?」と驚いた。

 ちゃっちゃと答えろやっ!どうなんだっ?