よく晴れた午後のこと。草原の中に二つの人影が見える。

「小麦粉、砂糖、あと夕飯の材料…だけで良かったよね、リディ?」

「うん、多分忘れ物はないと思うよ。フォーンって私よりもしっかりしていて、なんだか私情けないなぁ…」

「気にしないでよ、どーせ双子でしょ。対した違い無いじゃないの」