私って冷めてるのかな。
「行ってきます」
「あれ、智朝ごはんは?」
「今日はいい」
「あらそう、 気をつけてね」
「ん。」
ガチャンー。
…………
お兄ちゃんがいない3人だけの時は
特に会話もなく気まずい。
ふと時計を見ると今はちょうど8時。
……ん?
…8時?
やばっ
入学式は9時から。
高校は家から電車で行かないといけないから時間がやばい。
「ごちそうさま!」
「あ、晴…あの……」
食器を流しに運んでいる時に
お母さんぎ何か言ってたけどそれどころじゃなくて全く聞く耳を持たなかった。
洗面台で歯磨きをして顔を洗った後
ブラウンがかった胸元よりも少し長い髪をゆるく巻いて長い前髪を左に流して
眉毛かいてラインひいてマスカラして。
はい完成
現時刻8時25分。
次の電車は8時36分。
走ればなんとかぎりぎり…!
すぐに部屋に鞄わ取りに行き玄関までダッシュした。
「行ってきまーす!」
急いでいるせいかいつもより大きな声で言っちゃったけど別に大丈夫だよね。
「あの子大丈夫でしょうか?」
「智久の将来の妨げさえしなければ何を しようとあの子の勝手だ。」
「そう…ですね。」
そんな2人の会話なんてつゆ知らず
私は玄関を飛び出し駅に向かって走った。
プルルルルルルー・・・
プシューッ
バタン。


