運び屋の受難



走りながら振り向く。

街を歩く若者は大勢いるけれどその中に青年の姿はなかった。

ほっと息をつく。

どうやら撒けたらしい。
いや、もとから追いかけられていなかったのかもしれないけど。

まぁそれはどちらでもいいか。
とりあえず私の安全は保たれた。