運び屋の受難



「……?」

焦げ臭い。
臭いが鼻につき、小屋をよく見る。

微かに、だけど確かに。


小屋から火の手が上がっていた。


「トオル…さん」

木造の小屋は、瞬く間に炎に包まれた。