「どうして私があんたとこんなとこに来なきゃいけないのさ」
「考えなくてもわかるでしょ。ここはそういうことをする場所じゃん」
死神が私の前髪を掴み、強制的に顔を上げさせられた。
整った顔立ちが近くにある。
死神は口角を上げながら私の目を見ていた。私も睨みつけるように彼の目を見つめる。
まるで見つめ合っているようだけど違う。ムードはよくない。
「本当、君を見てるといじめたくなる。
早く俺に屈服させたい」
「そんな未来、絶対ありえないけどね」
「そういうとこが俺の嗜虐心を煽ってるんだよ。その強い意志を壊したい」
死神は前髪を離した。


