運び屋の受難




その日から、あからさまに陰口が聞こえ出した。


「店の金を盗ったくせにふてぶてしい」
「あの子が盗ったに違いないわ」
「これだから親のいない子は」


そんなことを言われ続け、一週間。

再び金庫から五万円がなくなった。



私は店長に解雇を命じられた。