私こと、実里には彼氏がいる。 彼氏…哲哉とはお互い初めての彼氏と彼女で仲はいい方だったと思う。 いつも部活が終わるのを待っててくれる優しい彼氏。 今日は、いつも彼が待っている図書室に早く行って驚かせてあげようと思っていた。 …のに。 図書室のドアを開けようとして私は硬直した。 そして冒頭に戻る