「そうだよきっと!てか私はもう好きなんだと思ってたんだけど…」
「えぇ!?そうなの!?そんな好きなんて意識したことなかったけど…」
「でもね、私か前に読んだ本であったよ。「自分自身は気づいてなくても、周りから好きなんじゃいの?って言われたらそれはもう恋してるんだ。」って。だからきっと、夏は石垣君のこと好きなんだよ。」
「そっかぁ…じゃあ私、石垣君のこと好き。応援してね?千尋!」
「はいはい。わかったわよ。頑張りなさいね?」
「はーいありがと!」
咲真のことが好きだと確信した私は、千尋と頼んだパフェを食べて店をあとにした。
