キーンコーンカーンコーン…
「起立。気をつけ礼!」
「「「ありがとうございました。」」」
今日の授業が終わって放課後。
私と千尋はゆっくり話すために、学校から少し離れたところにある、ファミレスで話すことにした。
「で?夏。相談ってなに?」
「あのね。昨日のお昼咲真が告白されてるの見ちゃって…なんかモヤっとしちゃって泣いちゃったの…どういうことなのかなぁ…?」
「えぇ?!石垣君って告白されるの!?」
「いや…私も初めて見たんだけど…」
「モヤっとしたってことは好きなんじゃないの?石垣君のこと。」
「えっ!?まさか!そんなはずないよ!幼馴染みだよ!?」
「だってそんなのわからないじゃない。もしかしたら好きなのかもよ?」
「そうなのかなぁ…」
