「おい夏!起きろよ!」
「んー…なに?あと5分…」
「そんなこと言ってる場合か!早く起きねーと遅刻するぞ!」
「…ん。…え!?」

時計の針は短い方は7。長い方は8をさしている。つまり、今は朝の7時40分。

「うわぁ!遅刻!やばいやばい!
もぉーなんでもっと早く起こしてくれなかったの!?咲真!」
「なんで俺に当たるんだよ!そんなことより早く着替えろよ!俺先行くぞ!?」
「え、まって!すぐに着替えるから!
下で待ってて?」
「わかったから!早く着替えろ!」
「はーい!待っててよ!?」