僕らは、この先
色々な壁や非難の言葉に
傷つくこともあるかもしれない。

だけど、家族がいる。

姉さんや母さん。
そして、父さんがいてくれる。

五年前のあの日、
僕らが愛しあっていると
バレてしまった日のことを
忘れてはいけないと思う。

きっと、あの日は
人生を一から始めた日だから。

そして、今日も
僕は信昌さんと
幸せに暮らしている。

この幸せが
ずっと続くようにと
願いながら……