私の名前は、桜井妃奈(さくらい ひな)
特に特別なことはないけど……強いて言うなら髪の毛が自慢なことぐらいかな?
「妃〜奈!また、見てるの?山内先輩のこと。」
窓から、身を乗り出している私の背中をポンッと叩いた美人の女の子。
霧山すず(きりやま すず)
長い黒髪を綺麗になびかせていて私の自慢の親友。
「すずちゃん!もちろん!!
今日は、先輩がシュート入れて練習試合買ったんだよ〜?
すごいでしょ?」
「まあ…確かに凄いけどあの人気の方がすごいよね」
そう言って、すずちゃんは山内先輩を取り囲むようにして試合を見てる女の子たちを指さした。

