奏太「未春が、千春さんのところで修行するってったからダメって」

勇輝「…………いや、千春さんのところなら大丈夫じゃね?」

奏太「また…無茶しそうだし……」

勇輝「確かにお前の気持ちも分かる。でも、本当に未春がコントロールするって言うなら側に入ればいいじゃん」

確かに……



何でそんな簡単なことに気がつかなかったんだろ……

奏太「勇輝、俺少し出かけて来るわ。そろそろ、行かなきゃって思ってたし」

勇輝「どうせ、一週間ぐらいこないんだろ?まぁ、学校は、何とかなるだろ
ちゃんとやってこいよ。守りの修行」

奏太「ああ、じゃあ帰るか。祈利達には、言うなよ。尚和は、気がつきそうだけどな」

?「何が?」

奏太、勇輝「尚和⁉︎」

尚和「気がつくって何が?」

奏太「いや…その…」

尚和「どうせ、未春に余計なこと言って、未春が学校来ねーからどうすればいいのか勇輝に相談して、守りの修行でもしようってところだろ?」

奏太「(何で全部分かんだよ)正解だけど…」

勇輝「尚和に隠し事出来ねーな」

尚和「だって、奏太が一番分かりやすいし、表情がすぐ出るから」

奏太「………」

尚和「まぁ、頑張れよ。お前もたまに無茶するからな」

奏太「あ…ああ」

ひょっとして






期待されている⁉︎







尚和「馬鹿みてーな表情してねーで、帰るぞ」

勇輝「奏太、何ニヤニヤしてんだよ」

奏太「そんなに俺……顔に出てる?」

勇輝、尚和「ああ」


















マジかよ……