【短編】電車のキミへ




私は、首を傾げる。


みさきちゃんって…………???


てっきり彼女だと思っていた存在。


まさか、自分がそう呼ばれるなんて……。


頭が混乱する。


と、キミはおかしなことを言う。





「え、あれ?キミの名前、みさきじゃないの?!」