【短編】電車のキミへ




「初恋でした!一目惚れでした!3番車両であなたが来るの、ずっと待っていました!」


もう、顔がぐしゃぐしゃだ……。


それでも、最後まで伝えなきゃ……。


「彼女がいても、諦めたくないです!好きです!好きなんです!」


チョコをキミに押し付けた。