【短編】電車のキミへ




「え……っ、あの……、」


戸惑う。


いざ、本人を目の前にすると上手く話せない。


どうしよう。


変な人に見られる。


俯いていると、


「だ、誰か、探しているの?呼んできてあげようか??」


そう、言われた。