ねこまんま！

ファミリー

夜が明けて、日の光をあび俺は目がさめた。俺はまだ眠けが残っているので爪をカーペットに引っかけて、背中をん～～と伸ばした。「まだ皆起きてないのかよ」俺は仕方なく階段を上がり皆を起こしに向かった。

最初に向かったのは、いつも俺や仲間の食事の用意を担当してるバーバラのところだ、バーバラは仲間の皆に慕われていて、通称お母さんと呼ばれている。しかし中には特別な名前で呼ぶ奴もいて、チエコと呼んでる奴もいる、きっと深い絆で結ばれているからこそ、互いを特別な愛称で呼び会うのだろう、実に関心だ。

おっと、早く起こさなければ！飯にありつけないぞ。
「おい、バーバラ起きろ！食事の用意だ、
急げ今日は大事な会議があるんだ！」

「チエコ、呼んでるぞ～寝れないから早く用意してあげて」と隣で寝ていたもう１人の仲間、ジンが言った。

ジンは仲間の中ではお父さんと呼ばれ、(バーバラには、ジンタと呼ばれている)
俺ら仲間たちにとっての役割は、資金の調達や、車に乗り郵便物をこの町中に届け廻っている、ジンは、 この町では知らない奴はいないほど、優秀な運び屋だ。

「ジン！またバーバラと一緒に寝てるのか？仲がいいのは関心だけど、よすぎるのは関心しないぞ」 こう言ってやったがジンは、話に耳をかたむけずまた毛布をかぶって寝始めやがった。

このやろう！覚えとけよ！
俺はそう強く思った。

そうこうしている間に、どうやら食事の準備ができたようだ、音でわかる。

俺は凄くお腹が空いていたので、急いで階段をおり、ネコタファミリーのボスである俺、プチ・ネコタの特等席である、冷蔵庫の近くの、隅らへんで揚々と食事をとった。