好きと言わないで



てっぺんにいる時間はあんなに長く感じたのに、てっぺんをすぎると観覧車は進む速さが変わったかのように地上に早くついた。

地上に着くとと同時に時計の鐘の音が聞こえた。

「あれ…もうこんな時間か…」

瀬能さんはなにかを惜しむように言った。

「高校生をこんな時間までつれ回しちゃって…俺だめだね」

瀬能さんははにかむように笑いながら言った。

「そんな…!気にしないでください。本当に今日はありがとうございました。」

私たちは遊園地をでて待ち合わせをした駅へと向かった。