ヤクザの瞳にホれました







ガチャッ





「ただいまー。」




うっわ。
タバコ臭い…。






酒の匂いも充満してて吐きそう。



ん?この靴…ダレのだろう。




見た感じ男の人の靴だ。







『やぁ。お帰り、桜羽ちゃん。』





「…誰?」




『あら桜羽。

帰ってきたのね…さ、行きましょ。』






え?行くってどこに?



「ちょ、お母さん…。」




『私達、今日帰り遅いから。』





そう言ってお母さんは私のてに1万を手渡した。








「こ、こんなに…多いよ。」






『いんだよ桜羽ちゃん。
これで好きなものでも買いなよ。』






「あ、ありがとうございます。」





なんかこの人お金持ち…なのかな?