また心臓をノックする音が強くなる。 新しい感情、こんばんは。 「ここ、どうぞ?」 彼女は俺の分のスペースを空けてくれた。 冷静を装って、彼女の横に座る。 「私、ずっとこの町に住んでるんですけど、ここの景色が大好きで。よくこの時間になるとここに来ちゃうの」 「そうなんだ。俺もここから見る景色好きだよ」 「最高だよね!ここにいると何もかも全部忘れちゃうんだよね〜」 そう言うと、ん〜って言いながら身体を伸ばして気持ち良さそうにしてる。