「じゃー、始めるよ」
先生のその言葉で、試合は始まった。
……あたしたちのチームは後半で練習する時間があったからかもしれないけど。
無事に?勝つことができた。
ていうかみんなしたこと無いのに上手すぎる。
逆に教わりたいくらいだなぁ……。
「ふぅ、終わった……ちょっと休も」
あたしは体育館の端で、体を壁に預けるようにして座る。
ここはあまり人目につかない。
だから気にせず休むことができる。
これから優里の番だ。
休みながら見とこうっと。
「深町さん」
名前を呼ばれ、あたしはその方を見る。
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