2015.2.14~Valentine Love~






吉川くんを見ると、軽く頷いた。




あ、すごい良い人。





助かった……。




あたしと優里はお弁当、東雲くんたちは購買のパンを食べ始める。




黙々と食べるのかと思いきや、話はとても弾んで。






みんなでワイワイと楽しくその時間を過ごした。







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「あ、深町さん」





昼休みがあと10分ほどで終わる時、そう声をかけられた。





「吉川くん……でしたよね?どうかしました?」





あたしに話しかけてきたのはさっき助けてくれた吉川くん。