「深町さんの方だよ。早く座ろーぜ」 東雲くんの言葉で、2人は座る。 「こ、こんにちは……っ」 うつむきがちにそう言うと、2人の男の子が口を開いた。 「どもー、吉川です」 「俺は皆本でーす!」 優しそうな顔で微笑む男の子が吉川くん。 笑顔が可愛い元気な男の子が皆本くん。 「よろしくね〜、お昼食べなからだけど早速……東雲くん!」 「なっ、何……?」 優里がいきなり行動に出る。 いきなりズイッと顔を近づけられて驚く東雲くん。 優里、近すぎ……。