次の日。





「結愛が行きたいなら行ってもいいよー」





「そういうもんなの?」





「だって、結愛が自分から行きたいなんて初めてだもん」





そうかな?





「でも、優里もガマンしてるよね?食べたい人と食べていいんだよ?」





「あたしが結愛と食べたいの。それに、他の人と食べたいならすでに食べてるし」





そ、そうなんだ。





「ありがとう、優里」





あたしがそう言うと、優里はあたしこそ、と言って笑った。





優里がいいならメールしとかないと……。





スマホを取り出し、メール画面を開く。