2015.2.14~Valentine Love~






前やったことあるんだよね……。





手順を思い出しながら解けないように巻いていく。





「上手いんだね、それ」





「え?あぁ、慣れてるので」





巻き終わり、彼の方を見ると目が合った。





「あの……終わりまし、」






言い終わるうちに、頬に手を置かれる。






「ここ、大丈夫?」





「?えっと……」





ここって、お昼に叩かれたとこ……。





なんで知ってるの?





「なんでって顔してるね。あの時昼メシ買いに行っててさ、怒声が聞こえたから見に行ったら」





深町さんがほっぺた叩かれてた、とあたしの頬を優しく触れながら言う。