「そっか、じゃあ保健室いようかな。先生来るまで」 「え?ずっとですか?多分長引きますよ?冬なので色々あるみたいですし」 3学期は何かと忙しいと、先生が言っていた。 「マジで?じゃあもうこのまま……」 「あたしが手当てします。一応保健委員だし、出来るので」 ガラッと扉を開け、彼を促した。 「え、いいの?じゃあ頼もうかな」 ヘラッと笑った彼を見たあたしは、こんなことを思ってしまった。 この人、柔らかく笑うんだなぁ、なんて。 中に入り、彼に椅子に座ってもらうと湿布と包帯を取り出した。