2015.2.14~Valentine Love~






昴は気づいてなかったのかな?




「ごめん、分かんなかった。美結がいることに驚いてたから」





あたしの肩に昴の額がコツンと当たる。




首に当たる髪の毛がくすぐったい。










「……俺、もう一度約束する」






「え?」





約束……?





「同じことはしないし、絶対大事にする。だから……俺のこと、見直してくれる?」





昴……。








「……ヤダ、見直さない」




「は、?」





だって。





「見直すほど、昴は悪くない。悪いのは勘違いしたあたしだから。あたしの方こそ見直してほしい」





昴の前髪に触れながらそう言う。