「へっ?」
ごめんって……何が?
「昨日はごめん。イヤな思いさせて」
イヤな、思い?
「ああっ、あたしこそごめんなさい!勝手なことばかり言って、昴のこと傷つけた」
「約束、ちゃんと守ってるから。俺、美結以外好きじゃないし」
涙が出そうになったけど、あることを思い出した。
「でも、腕組んでたじゃんか……」
「腕……?」
「その時、怖かった。またあの時みたいになるんじゃないかって」
昴は、もうあたしのことを嫌いになってしまったんじゃないかって。
「俺、腕組んでた?児島と?」
「……うん、どうしてもそこに目が行っちゃって」

