「そう、かな……?」
「そうよ。だから、ゆっくりと気長に待ちなさい。昴くんは美結のことを本気で好きだとお母さんは思ってるから」
お母さんのその言葉に、あたしは大きく頷いた。
「うん、待ってみる。昴は追いかけてきてくれるんだもんね」
「ええ。あんな過去に囚われちゃダメ。昴くんは何があっても美結の味方よ」
「ありがとう、お母さん」
その言葉を信じて、昴を待っていよう。
来てくれないかもしれない。
でも、あたしは待つ。
「自分から行動するのもアリよ?待っとくってのもイヤじゃない?」
……確かに。
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