2015.2.14~Valentine Love~






「ただいま……」





そうつぶやき、自分の部屋へ向かう。





お母さんは鼻歌歌いながら料理してる。





お母さんはいつも元気に振る舞う。




見習いたいよ。





「美結、帰ってきたの?」





ドアを開ける寸前、お母さんに呼び止められた。





「遅かったわね……どうしたの?」




「ちょっと、昴のとこ行ってた」





「あら、昴くんのところ?そうね、明日はバレンタインだものね」





陽気な声でそう言うお母さんに、泣きつきたくなる。







「……上手くいかなかった」





「え?あら、美結……」




近寄ってくる気配がして、お母さんの方を向く。