腕組まれてるのに昴、嫌がってない。
ってことは、そうなんだよね。
あたしは、バレンタインチョコを見えないように隠した。
あぁ、またか。
学習しないなぁ、あたし。
また同じことになっちゃったよ。
あんな思いは二度としたくなかったのに。
これじゃあ、またフラれる立場だ。
「そういうことだったら……言ってくれれば良かったのに」
「は?なんのことだ?」
ポツリとつぶやいたあたしに意味がわからないとでも言うようにそう言う昴。
「2人、付き合ってるんだよね……ごめん」
でもさ、付き合ってるんならさ……なんで?

