「早く来ないと、チョコあたしが食べちゃうよ……」
全てサプライズ。
成功すればいいなぁ……なんて考えていた。
そんな時だった。
「あの、大丈夫ですか?」
「え?」
あたしに誰かが声をかけてきた。
「えっと、な、何が……ですか?」
「さっきからずっとそこに座ってらっしゃるなぁ、って思って」
あ、もしかして邪魔だったかな?
「ごめんなさい、今退きます」
「ああっ、そうじゃなくて!寒いですよね!これ、どうぞ」
「え?っと……カイロ?」
これをあたしにくれるの?
「凄く寒そうなんで……小さいカイロで悪いんですけど、」

