今まで一緒にいた分だけ、孤独になってしまったような気がして。
もともと、そんなに友達が多くなかったあたしは、誰かと楽しく騒ぐことなんてあまりなかった。
でも、数少ない友達には相談していたんだ。
その時一番仲良かった子にだけ。
その子は親身になって相談に乗ってくれた。
1人でいることがキツかったあたしは、それに救われた。
だけど、本当には救われていなかった。
初めてできた彼氏で、どうすればいいのかわからなかった。
『なんで、こんな風になっちゃったんだろ』
そう思ったあたしは、2月20日の放課後、覚悟を決めて、帰ろうとしていた彼の背を追った。

