2015.2.14~Valentine Love~






ベッドにゆっくりと寝かすと、あたしもその横に寝転んだ。




いつから付き合ってるの……かぁ。





昴と付き合ったのは、あの出来事の後……だった。




約束をしてくれた昴。





あたしは、あの出来事がなければ……昴と付き合うことはなかったかもしれない。





こんな風に銀河くんとも遊べなかったかもしれない。





そう思うと、何だか悲しい気持ちになるなぁ。







……もう、あんな思いはしたくない。




そう思いを込めて、あたしは昴と付き合い始めたんだ。










銀河くんの頭を撫でながら、あたしは、中学2年の時のことを思い出していた……。