ベッドにゆっくりと寝かすと、あたしもその横に寝転んだ。
いつから付き合ってるの……かぁ。
昴と付き合ったのは、あの出来事の後……だった。
約束をしてくれた昴。
あたしは、あの出来事がなければ……昴と付き合うことはなかったかもしれない。
こんな風に銀河くんとも遊べなかったかもしれない。
そう思うと、何だか悲しい気持ちになるなぁ。
……もう、あんな思いはしたくない。
そう思いを込めて、あたしは昴と付き合い始めたんだ。
銀河くんの頭を撫でながら、あたしは、中学2年の時のことを思い出していた……。
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