「うん……ぼくもうねむい」 目をゴシゴシとこすりながらこっちにやってくる。 ベッドに来ると、あたしの横に座った。 「おねーちゃんは、おにーちゃんといつからつきあってるの?」 え? つきあってるのって……。 「えっとね〜、中学3年の時からかな。昴の方から言ってくれたの」 「おにーちゃんからなの?どんなかんじで!?」 本当に眠かったのかと思うくらい目をキラキラとさせてる。 「昴がね、好きだよ、って言ってくれたの。どんなことがあっても守るよって」 「おー!おにーちゃんかっこいい!!」