「はーい、お母さん?」
ガチャッと開けると、お母さんが立っていた。
「もうすぐご飯よ、2人ともお腹空いたでしょ?
お父さんもさっき帰ってきたから来なさい」
「分かった、じゃあ昴と電話終わらせて行くね」
そう返事をすると、お母さんは微笑んでリビングへ戻った。
ていうか、お父さん帰ってきてたんだ。
「銀河くん、ご飯だよ!行こうか」
「ごはん?うん、おなかすいた!」
ニッと笑ってそう言う銀河くんは昴にこう言った。
「みゆおねーちゃんとごはんたべるよ!おにーちゃんごめんねっ!」
いやいや、ごめんなんて思ってない顔だよね。
すっごいニコニコしてるし。

