2015.2.14~Valentine Love~






「はーい、お母さん?」




ガチャッと開けると、お母さんが立っていた。




「もうすぐご飯よ、2人ともお腹空いたでしょ?



お父さんもさっき帰ってきたから来なさい」





「分かった、じゃあ昴と電話終わらせて行くね」





そう返事をすると、お母さんは微笑んでリビングへ戻った。




ていうか、お父さん帰ってきてたんだ。




「銀河くん、ご飯だよ!行こうか」





「ごはん?うん、おなかすいた!」





ニッと笑ってそう言う銀河くんは昴にこう言った。





「みゆおねーちゃんとごはんたべるよ!おにーちゃんごめんねっ!」




いやいや、ごめんなんて思ってない顔だよね。




すっごいニコニコしてるし。