『銀河と喋んの久しぶりだな、おーい銀河ー』 「銀河くん、昴に呼ばれてるよ」 銀河くんにスマホを渡すと両手で持ちながら昴の名前を呼ぶ。 「おにーちゃん、みゆおねーちゃんかわいいよね!」 『ん……だな』 銀河くんの言葉に昴が何て返したのかは聞こえなかった。 だけど、銀河くんが昴と同じような笑みを浮かべたので良い返事なんだなと知る。 それから、銀河くんは昴と話し出した。 時折銀河くんが見せる満面の笑みにあたしは癒されて。 と、微笑ましげに見ていた時、コンコンとドアを叩く音が聞こえた。