「昴に電話してくる。今の時間もう帰ってると思うし」
「なら、ご飯までには終わらせなさいよ?銀河くんお腹空いちゃうからね」
「はーい、じゃあ行ってくるね」
あたしは銀河くんの手を引いて、部屋へ向かった。
─────────────────────……
「昴、今家にいる?」
『ん、美結。いるけど……今日は電話早いな』
「うん、今日はね……サプライズがあるんだ〜」
あたしは銀河くんを見ながらシーッと口元に人差し指を立てる。
それを見て頷いた銀河くんは、あたしと同じように人差し指を口元に立てた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…