「まぁ、銀河くん!いらっしゃい」




「こんばんは、ぎんがですっ」




もう、いちいち言うことが可愛いなぁ。





「美結、銀河くんどうしたの?」





「あ……今日昴ん家のお母さん帰れないんだって。迎えにも来れないから、あたしが連れて帰って来ちゃった」




ニッと笑う。




「それ、よかったの?」





「うん、ちゃんと先生にも銀河くんにも了承を得たし」





「そうなのね、後で連絡しとくわ。私も話したいし」




「そう?じゃあお願いする。銀河くん、あたしの部屋行こうか」





あたしがそう言うと、銀河くんは笑顔で頷いた。