2015.2.14~Valentine Love~






そんなに恥ずかしがられたら……困る。





でも、口に当てた手を退かすと、見ている人まで嬉しくなるような甘い笑みを浮かべた。





ふにゃり、と崩れたような満面の笑み。





「っっ……!」





それは反則。





誰が見ても恋に落ちてしまうよ。





そんな反則だらけの東雲くんに、あたしは抱きついた。





自分の赤い顔を隠すために。






「っと、ビックリした。なぁなぁ、あのさ」





「……ハイ」





顔を見せないようにと、強く抱きつく。





そして東雲くんの言葉に、耳を傾ける。