2015.2.14~Valentine Love~






バタバタと走っていると、屋上に着いた。





その時にはすでにもう、息が上がっていた。





「……っっ、うぅ」





別れを告げたことが、こんなにもキツイなんて。





止めようとする涙は言うことを聞かなくて。





あたしの意志関係なしに溢れ出る。





あたしは、屋上の扉前のゴミ箱の前へ足を進めた。





こんなチョコ、あげなくてよかった。





嬉しいなんて思ってもらえるはずがないもん。






「さよなら……」





あたしの初恋。





もう二度とやって来ない、あたしの初恋……さよなら。





手を放した。